若いうちは当然に生えている歯かもしれませんが、歳をとっていくと減少していくものだと思います。現実には高齢者になると、どういった悩みが出てくるのでしょう?80歳での歯の数は、日本人で約5、6本です。奥歯から抜けていき、噛む力がなくなり、固いものが食べにくくなり、食べることが大変になってしまいます。抜けてしまう原因の殆どは、歯周病だと言われるのです。歳が上がる程、2人のうち1人が入れ歯を使われています。
80歳で20本を残すようにするには、早いうちからよく噛む事を心がけ、お手入れを手を抜かないようにしていきましょう。
歯の悩みでよく聞く相談と言うと、歯周病かもしれませんね。どういった病気かよく解っている人はあまり多くないでしょう。1度悪くなると、完璧には治らないと思います。また、もっと重度になると絶対治らないというとっても怖い病気でしょう。
歯を支える骨が溶ける病気となってしまいますが、病気にならない為の対応策はどうやれば良いでしょう?プラークコントロールと禁煙を目指す事が一番の予防と言えます。歯医者さんでの定期検診や日頃のケアを丁寧にし、煙草を吸っている人はできれば禁煙するなど、それが一番の治療法ですよね。
保険診療を行う時、検査をしないで歯石取りはできないのです。検査の状態を確認した上での除去をするルールとなっています。除去した後にもう一回検査をして、歯肉の症状を比べていきます。
さらに除去した後に血が出る時があるかと思いますが、出血した時は、歯肉に炎症がある証拠となるのです。除去してもらったからと言って、歯周病や虫歯にならないという事ではありませんよ。あくまでも、進行を防ぐ為の治療方法となるでしょう。そういう意味でも定期的な検診を行い、日頃のケアをきれいに行う事が虫歯や歯肉炎の進行を防げる大切な治療法かもしれません。
最近歯磨きをしていると歯茎から血が出るという方は黄色信号です。歯肉炎の疑いもあるので、歯医者さんにかかりましょう。そうすると歯石を除去するといったお手入れをしてくれます。治療は痛みがある場合もありますが、歯石を除去したあとは口の中がすっきりとします。歯を磨いても血が出て来なくなるので、変化は一目瞭然でしょう。すっきりとした気持ちになるのなら、定期的に歯医者さんに通って、歯のクリーニングをしてもらうのも良いかもしれませんね。